MathematicalSoftwareAndFreeDocuments/02
13:00 -- 13:30 | 数学に関する映像の公開について | 麻生和彦 | 東京大学 |
13:30 -- 14:00 | MathMLによる数学的文書の作成と公開のシステム | 黒田拓 | 北海道大学 |
14:00 -- 14:30 | 3D-XplorMath入門 | 酒井高司 | 首都大学東京 |
14:30 -- 14:45 | 休憩 | ||
14:45 -- 15:15 | Kids Cindyとそのスキーム | 阿原一志 | 明治大学 |
15:15 -- 15:45 | FFTルーチンの概略と使い方 | 大浦拓哉 | 数理解析研究所 |
15:45 -- 16:15 | UBASICの20年 | 木田祐司 | 立教大学 |
16:15 -- 16:30 | 休憩 | ||
16:30 -- 17:00 | Maximaの規則を利用する話 | 横田博史 | 東芝インフォメーションシステムズ株式会社 |
17:00 -- 17:30 | TeX とプレゼンテーション | 小原功任 | 金沢大学 |
17:30 -- 18:00 | KNOPPIX/Math/2006 のある暮らし | 濱田龍義 | 福岡大学 |
13:00 -- 13:30 | 数学に関する映像の公開について | 麻生和彦 | 東京大学 |
2000年より東大数理科学研究科で行なわれている, 数学に関する映像を蓄積し公開することを目的とした『数理ビデオアーカイブス』プロジェクトの活動の中から講演の映像収録の方法, インターネットでの公開方法に関する技術的な解説, 収録映像の効果的な利用方法について紹介します.
13:30 -- 14:00 | MathMLによる数学的文書の作成と公開のシステム | 黒田拓 | 北海道大学 |
Webページ上で数式を表現するための規格としてMathMLがあります. また, 近年Webページの作成・公開を容易にするツールとして, ブログツールやWikiエンジンと呼ばれるソフトウェアの利用が広まっています. この2つを融合させることで数式を含む文書をWeb上で簡単に作成・公開できるシ ステムが出来るのではないかと考え, TeXの数式をMathMLへ変換するライブラリと, これをWeb日記・ブログツール"tDiary"およびWikiエンジン"Hiki"から利用するプラグインを開発しました. 本講演では, 基本となった技術であるMathML, ブログ, Wikiに関する概略と, こ れらを組み合わせた実例について解説します.
14:00 -- 14:30 | 3D-XplorMath入門 | 酒井高司 | 首都大学東京 |
国際共同プロジェクトで開発を行っている数学的可視化ツール3D-XplorMathとそのJava版であるVMMの入門的な解説と開発計画についてお話します.
14:45 -- 15:15 | Kids Cindyとそのスキーム | 阿原一志 | 明治大学 |
平面幾何作図ソフトCinderellaのサブセットのフリー版「Kids Cindy」のメインとなるスキームの紹介と, これからの展望を語ります.
15:15 -- 15:45 | FFTルーチンの概略と使い方 | 大浦拓哉 | 数理解析研究所 |
FFTの基本から使い方まで解説します.
15:45 -- 16:15 | UBASICの20年 | 木田祐司 | 立教大学 |
UBASICを作ったのは代数的整数論を研究しようとしたからであったが, それからどんどん軌道が逸れていったという話.
16:30 -- 17:00 | Maximaの規則を利用する話 | 横田博史 | 東芝インフォメーションシステムズ株式会社 |
Maximaの規則を定義・適用する事で, 結び目のAlexander多項式を計算する方法について.
17:00 -- 17:30 | TeX とプレゼンテーション | 小原功任 | 金沢大学 |
最近の技術の進歩により, 数学の講演でもノートパソコンとデータプロジェクターを使用するものが多くなってきた. 商用の優れたツールもありフリーソフトウェアもあるが, 原稿を作成するのに TeX を使いたいという人は多いと思う. 本講演では TeX でプレゼンテーションをするための方法について概説する.
17:30 -- 18:00 | KNOPPIX/Math/2006 のある暮らし | 濱田龍義 | 福岡大学 |
KNOPPIX/Math は, 数学者のためのコンピュータ環境として作られています. CD をコンピュータに入れて再起動するだけで, 面倒なインストール作業をせずに, どこでも同じコンピュータ環境が整います. CD 内に日本語環境が整えられていますので, 海外に出張していても日本語で Web やメールを利用することが出来ます. 数式処理システムや可視化ツールなど, 様々な研究用数学ソフトウェアを収録していますので, 数学実験環境としても有効です. この講演では, KNOPPIX/Mathのある暮らしについて解説致します.